今回はDIR EN GREYの中で最年少でもあるドラマーのShinyaさんにスポットを当てたいと思います。
Shinyaさんの使用しているドラムセットはどのようなものなのでしょうか。
また、演奏スタイルや音楽性についても調査しました。
Shinya(DIR EN GREY)の原点とDIR EN GRAY結成までの経緯
DIR EN GREYのShinyaさんは1978年生まれの大阪府出身。
幼稚園の頃からエレクトーンを習っていて、ドラムを始めたのは12歳の頃。
中学時代はブラスバンド部で活動をしていたそうです。
バンドマンのみなさんは思春期頃から楽器を始める人も多いですが、Shinyaさんは幼少期から音楽に慣れ親しみ、しっかりと基礎を固めていたタイプなのですね。
そして高校1年生の頃には既にライブハウスなどでバンド活動を行っていたとのこと。
人工天使、Siva、Rubyといったバンドを経て、ボーカルの京さんが在籍していた廃人黒薔薇族というセッションコピーバンドに後任ドラマーとして加入。
廃人黒薔薇族の解散後、高校3年生の夏に事実上のDIR EN GREYの前身バンドとなるLa:Sadie’s(ラ・サディース)に加入します。
La:Sadie’sは1997年に解散し、Dir en greyが結成、1999年にX JAPANのYOSHIKIさんプロデュースでメジャーデビューしました。
また、Shinyaさんは2017年からソロプロジェクトSERAPH(セラフ)としての活動も行っています。
Shinya(DIR EN GREY)のドラムセット
DIR EN GREYのShinyaさんは日本の楽器メーカーであるパール楽器製造株式会社とスポンサー契約を結んでおり、ドラムセットもパールのものを使用しています。
スティックも、パールから発売されているシグネイチャースティックを使っているようです。
DIR EN GREYのライブでは、強力で重厚なドラムサウンドを作り出すためにドラムトリガーを組み込んでいる模様。
ドラムトリガーによってライブハウスやホールなど、会場の規模にも左右されず、轟音のギターにも負けないサウンドが出せているのだとか。
それではShinyaさんが使用しているドラムセットを見てみましょう。
2016年のツアーから導入されたクリアなアクリル・シェルのドラムセット。
ゴールドパーツと相まってゴージャスな見た目ですね!
DIR EN GREYのデビューをプロデュースしたYOSHIKIさんの影響もあり、「魅せる」ことにはこだわっているようです。
YOSHIKIさんのピアノもクリアなものがありますし、通じるものを感じますね。
Shinya(DIR EN GREY)の演奏スタイル
DIR EN GREYのShinyaさんは、DIR EN GREY初期の頃にはバンド内での女形と呼ばれる女装をよくしており、とても細身の体型をしています。
しかし、華奢な体とは反してドラムはとてもパワフルなのが特徴です。
力強いだけでなく、強弱の変化や手数の細かい変則的なリズムも得意としていて、海外ツアー先では共演したドラマーから「あのフレーズはどうやっている?」と訊かれるなど、一目置かれる存在となっています。
「一度グローブになれるとグローブなしでは叩けない」とのことで、ドラムを叩く際にはグローブをしています。
シンバル・タムの個数変更、位置変更は新たな音源を出す度に行うことが多いようです。
ツー・バスとツイン・ペダルを採用し、曲によってツー・バスの連打、ツインペダルの連打と使い分けています。
Shinyaさんは、DIR EN GREYのメンバー内でもマイペースで、キャラクターのチェブラーシカが大好きだと公言したり、1人で栗拾いや苺狩りに行く様子をファンクラブの会報に載せるなど、天然なところがあるようです。
「~やもん」という口癖から「しんやもん」と呼ばれ、そこから発展した「やもちゃん」という愛称で呼ばれている愛されキャラでもあります。
Shinyaさんのパワフルなドラムテクニックと、相反する女子のような可愛らしい一面を持つギャップも、ファンを魅了しているのですね。
Shinya(DIR EN GREY)の音楽性
DIR EN GREYのShinyaさんの音楽性の原点は、Jポップにありそうです。
小学生の頃には光GENJIが好きだったそうで、ご本人も「ジャニーズで育った」と語っています。
ジャニーズの音楽は近年のものもiTunesリストに入っていて、移動中に聴くこともあるとのこと。
DIR EN GREYのダークな音楽からはかけ離れた音楽を今でも聴いているというのは意外ですね。
ちなみに初めて買ったCDは、T・M・Networkの「Get wild」だったそうです。
Shinyaさんが作曲を手がけたDIR EN GREY初期の「ゆらめき」など、メロディアスな曲を作ることが多い点から見ると、音楽性の根底にポップなものがあるというのも納得できるように思えます。
一方で、バンドを始めることになったきっかけはテレビでX JAPANを見てからとのことで、ロックの道はここから拓けたようですね。
影響を受けた音楽は他に、日本のヘヴィメタルバンドAION(アイオン)や日本のスラッシュメタルバンドGargoyle(ガーゴイル)を挙げています。
メロディアスな音楽を好むShinyaさんですが、DIR EN GREYのミニアルバム「six Ugly」ではメンバーからも驚きの声が上がるほどにガラリと音楽性が変化し、激しい曲も作れる柔軟なセンスを持っていることを思い知らされますね。
今後もさまざまな楽曲を通じて、Shinyaさんの新たな一面を見せてもらいたいものです。
まとめ
以上、DIR EN GREYのShinyaさんのドラムセットと演奏スタイル・音楽性についての調査でした。
今後もDIR EN GREYとShinyaさんの活躍に注目したいですね!
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