XJAPANのリーダーであるYOSHIKIさんのピアニストとしての一面にスポットを当ていきたいと思います。
YOSHIKIさんといえばドラムにダイブするなど、
激しいパフォーマンスをすることで知られるアーティストですが、
一方で美しい音色を奏でるピアニストとしての一面も持っています。
そしてピアニストの時のYOSHIKIさんはドラマーの時の破天荒な姿とは打って変わって、
とても美しく神々しい姿を見せてくれます。
そこで今回は、YOSHIKIさんのピアノの実力や腕前、
さらには天皇陛下の御前でピアノ演奏を披露した際のエピソードなどについて見ていきます。
ドラマーとしてのYOSHIKIさんについてはこちら
→YOSHIKIのドラムのテクニックと実力【下手?上手い?】
YOSHIKIのピアニストとしての一面
XJAPANやYOSHIKIさんのファンの方にとっては言うまでもないことですが、
YOSHIKIさんはドラマーだけでなくピアニストとしての一面も持っています。
YOSHIKIさんソロだけでなく、
XJAPANの曲や他のアーティストのプロデュース曲においても
ピアノを演奏しています。
XJAPANの曲を一度でも聞いたことのある人なら分かると思いますが、
XJAPANの曲はハイテンポの激しい曲であっても
どこかクラシカルの雰囲気を感じさせる曲が多いと思います。
例えばXJAPANの代表曲の「紅」や「Rusty Nail」。
LIVE版の「紅」はピアノの美しいメロディから始まり本来の激しい曲調へ、
LIVE版の「Rusty Nail」は終始激しい曲調なのかと思いきや途中で静かなピアノ演奏が入ったりと、
他のロックバンドにはない独特の世界観を奏でています。
同じく激しい曲で言うと「Silent Jealousy」なんかは原曲もピアノソロから始まり、メタル調のハイテンポな曲へと移り変わって行きますよね。
またXJAPANはバラード曲も大変有名で、
YOSHIKIさんのピアノ演奏を存分に味わうことができます。
バラードの代表曲「Forever Love」は小泉純一郎元首相も絶賛するほどの有名曲で、
サビを聴けば誰もが
「どこかで聴いたことがある。。」
という感想を持つのではないでしょうか?
最近はYOSHIKIさんがテレビ番組に出演されることも多く、その際に「Forever Love」のピアノソロバージョンを披露してくれることもありますよね。
バンドではないYOSHIKIさんソロとしては、国内外問わずピアノのコンサートを行っています。
近年の功績としては、2017年1月にアメリカ・ニューヨークのカーネギーホールでクラシックコンサートを開催、
日本での活躍としては、2016年8、9月にリッツカールトン大阪、グランドハイアット東京でディナーショーを開催し、
翌年2017年8月には名古屋マリオネットアソシアホテルで名古屋初の公園を行うなど、休む間も無く活動されています。
椎間板の手術も行いながらの活動なので、活動してくれることに対する素直な喜びがある一方で、
YOSHIKIさんへの心配も絶えることがありませんが。。
ちなみにリッツカールトン大阪とグランドハイアット東京では、YOSHIKIさんは4年連続でディナーショーを行っています。
おそらくYOSHIKIさんは5年目、6年目も続けていこうと考えていると思いますが、
くれぐれもご自身の体調を第一で考えて欲しいですね。
YOSHIKIのピアノの実力と腕前は?
そんなYOSHIKIさんのピアノの実力と腕前はいかほどのものなのでしょうか?
私自身は音楽の専門家でもないのでプロ目線からの評価はできませんが、
これまでの経歴や評判などからYOSHIKIさんのピアノの腕前と実力を評価することはできます。
YOSHIKIさんは4歳の頃からピアノを始め、
家の近くのピアノ教室でレッスンを受け始めます。
それからというもの、父親が日頃購入するクラシックのレコードを好んで聴くようになり、
8歳の頃にはシューベルトやベートーベンのレコードを自分のお小遣いで買うようになったそうです。
そんなYOSHIKIさんは、なんと9歳の頃にはピアノで作曲をするほどにまでなったとか。
幼い頃から培われてきた音楽のセンスが、
今の世界的ピアニストであるYOSHIKIさんに影響を与えているのですね。
【参考】YOSHIKIの小学校・中学校・高校【学生時代の常人離れしたエピソード】
ちなみに4歳からピアノを習っていたということは脳の成長が著しい時期にピアノを弾いていたということですから、
それだけで年を取ってから楽器を始める人よりもはるかに有利になるそうです。
そんなYOSHIKIさんのピアノの実力と腕前ですが、
演奏そのものについては意見が分かれているようです。
否定的な意見もあり、
「知名度だけで演奏そのものは上手くはない」
「演出はすごいけど実力自体は大したことない」
と言ったものです。
しかしそれは、「世界的ピアニストの”技術”と比較した場合」の評価だと考えられます。
確かにYOSHIKIさんはプロのピアニストであることは紛れもない事実ですが、
幼少期から今までの人生のほとんどすべての時間をピアノに捧げてきた世界的ピアニストと比べると
実力は劣るのかもしれません。
YOSHIKIさんはピアノ以外にもドラムも叩きますし、音楽プロデューサーとしての仕事やその他にも着物やワインをプロデュースしたりと、
実業家としての一面もあります。
→YOSHIKIワインの販売店と値段・評価【ナパバレーのパートナーは誰?】
世界で5本の指に数えられるようなピアニストはこうした幅広い活動は行っておらず、
それこそ「何もかもをピアノに捧げている」といった感じでしょう。
なのでそうした世界トップレベルの人たちに並ぶのは流石のYOSHIKIさんでも厳しいかもしれませんね。
またこうした評価は「技術的な部分のみ」に着目された評価であるとも考えらえます。
音楽家は技術的な部分はもちろん大切ですが、
それ以上に表現力や演出など、
「魅せる能力」も必要になってきます。
「魅せるピアニスト」としてはYOSHIKIさんの実力は
世界でも通用するレベルだと言っていいでしょう。
何よりもカリスマ性が尋常じゃないですからね。
まとめると、
・YOSHIKIさんのピアノの腕前・実力は世界トップレベルのピアニストに比べると劣るかもしれない
・しかし表現力やカリスマ性など、総合的に判断すれば世界に十分通用する実力を持っている
ということになります。
YOSHIKIは天皇陛下即位10周年でピアノを披露していた
YOSHIKIさんがピアニストとして残した功績として最も大きいのが、
「天皇陛下即位10周年」におけるピアノ演奏です。
YOSHIKIさんが天皇陛下にピアノを披露したのは1999年。
当時はXJAPANが解散した直後で、
ボーカルのTOSHIさんの洗脳騒動や
ギターのHIDEさんの訃報など、
YOSHIKIさんにとって非常に辛く、苦しい時期でした。
当時は「表舞台に出るのはもうやめよう」と考えていたほどだそうです。
そんなYOSHIKIさんが天皇陛下即位10周年でピアノ演奏の依頼を受け、
自らオーケストラを率いて奉祝曲「Anniversary」を披露します。
依頼された時はなんとお母さんに相談し、依頼に応じるかどうかを決めたそうです。
その時の動画がこちら。(外部サイト)
天皇陛下・皇后両陛下もご満足されている様子が伺えます。
この演奏がYOSHIKIさんがどん底から復活した際の演奏だと知ってから聴くと、
「演奏している時のYOSHIKIさんはどんな心情だったんだろう?」
と、ファンとしても色々考えさせられる部分があります。
【関連】YOSHIKIがサングラスをかける理由【ブランドはレイバンやグッチ?】
YOSHIKIの度肝を抜くピアノパフォーマンス
YOSHIKIさんのピアニストとしての魅力は技術だけでない、表現力やパフォーマンスにもあるということを述べてきましたが、
実際にYOSHIKIさんはどのようなパフォーマンスをするのでしょうか?
YOSHIKIさんのピアノパフォーマンスとして有名なものの一つが、
「雨に打たれながらのパフォーマンス」でしょう。
その時の動画は残っていませんでしたが、画像がありました。
これはYOSHIKIさんがソロでミュージックステーションに出演していた際の画像です。
視聴者だけでなく同じ日にMステに出演していた共演者たちもど肝を抜かれていたのが印象的でした。笑
少しわかりにくいですが、YOSHIKIさんの髪の毛や服を見ると
ずぶ濡れになっているのがわかります。
クリスタルのピアノに白い衣装に降り注ぐ雨。
なんとも美しい演出。。
ピアノは雨に濡れて大丈夫だったのでしょうか?笑
おそらく誰にも真似できない(誰も真似したがらない?)パフォーマンスだと言っていいでしょう。
まさに「魅せるカリスマピアニスト」ですね。
ちなみに YOSHIKI
さんが普段弾いているクリスタルピアノについてはこちらの記事を参考にしてください。
→YOSHIKIのピアノの値段やモデルは?市販での購入はできるのか
まとめ
YOSHIKIさんのピアノの腕前と実力は技術だけでは測れないこと、
さらに天皇陛下即位10周年で披露した際のエピソードや
YOSHIKIさん圧倒的なのパフォーマンスについて見てきました。
アーティストとしても一人の人間としても数々の伝説を残してきたYOSHIKIさんですが、
これからも新たな伝説が生まれるのでしょうか?
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