西城秀樹の若い頃〜影響を受けたV系バンドマン〜YOSHIKIや河村隆一との関係

西城秀樹の若い頃〜影響を受けたV系バンドマン〜YOSHIKIや河村隆一との関係

2018年5月16日、歌謡界の大スターである西城秀樹さんが63歳で亡くなられました。

 

歌謡界の一時代を築いた歌手だっただけにかなりの衝撃が走っているようですね。

 

そんな西城秀樹さんは、意外にも多くのV系アーティストたちに音楽的な影響を与えた歌手でもあったのです。

 

今の若者にはピンとこない人も多いと思いますが、
現在V系界の大御所と呼ばれている人たちの中に、西城秀樹さんから影響を受けた人たちが少なからずいます。

 

そこで今回は、西城秀樹さんの若い頃の活躍と、若い頃の西城秀樹さんから音楽的影響を受けたV系アーティスト、
また音楽制作の場面で関わったV系アーティストについても見ていきます。

 

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若い頃の西城秀樹から影響を受けたV系アーティストたち

現在の若手のヴィジュアル系バンドといえばXJAPANやLUNA SEA、Dir en grey、黒夢といった、いわゆる”大御所”たちに影響を受けている人が多いと思います。

 

しかし、”ヴィジュアル系”という言葉・ジャンルが生まれたのはXJAPANが元祖。

 

すまり今の大御所ヴィジュアル系バンドマン達のキッズ時代には「ヴィジュアル系」というジャンルは存在していなかったわけです。

 

そんな大御所ヴィジュアル系バンドマン達はどう言ったアーティストに影響を受けていたのか?

 

洋楽のハードロックバンドであったりするわけですが、
中でも西城秀樹さんに影響を受けた人たちが少なからずいるのです。

 

特にボーカリストで西城秀樹さんの影響を受けた人が多く、例としては

・河村隆一さん(LUNA SEA)

・西川貴教さん(T.M.Revolution)

・Gacktさん

 

なんかが有名です。

 

河村隆一さんに関しては声質や歌い方も似ていますよね。(寄せに行ってる?)

 

実際、河村隆一さんは「西城秀樹さんの大ファンだ」と公言しており、
LUNA SEA時代というよりはソロになってからの歌い方で西城秀樹さんっぽさが出てきたように感じます。

 

youtubeには西城秀樹さんと河村隆一さんがコラボしている動画がありますが、
二人が一緒に歌っているのを聴くと「本当によく似てるな〜」と感じます。

 

 

尊敬する西城秀樹さんと一緒に歌えて河村隆一さんも幸せそうですね!

 

西川貴教さんもとあるトーク番組で「西城秀樹さんが子供の頃から好きで・・」ということを語っていたことがありました。

 

歌い方においても河村隆一さんほどではないもののどこか似た部分があるように感じます。

 

西川さんの「WHITE BREATH」を西城秀樹さんがカバーしたこともあったんです。

【動画】

 

「T.M.Revolutionの歌は西川さんじゃないといい味が出ない」と思っていましたが、
西城秀樹さんVer.もなかなか個性が出ていて魅力的ですね。

 

Gacktさんも西城秀樹さんのことを兄のように慕っており、西城秀樹さんのトリビュートで「傷だらけのローラ」をカバーしています。

 

また、その後Gacktさんと西城秀樹さんは共演して「傷だらけのローラ」を2人で歌っています。

 

お2人ともとにかく若い!

 

どちらもめちゃくちゃいい声をしていますよね。

 

原曲の「傷だらけのローラ」もいいですが、このロック調のバージョンもかっこいいですね。

 

実際、西城秀樹さん自身ロックバージョンの「傷だらけのローラ」を気に入っていたそうです。

 

西城秀樹さんの訃報を受け、Gacktさんはコメントを残しています。

 

ボクGACKTがMALICE MIZERのボーカル時代から目をかけて頂いた西城秀樹さんが亡くなりました。 初めてお会いした時のことは今でもハッキリと覚えています。ボクが座ってる席にやってきて「オマエ、いい声してるよな。歌も上手いしイケてるぞ!ずっと会いたかったんだよ、ガクト!」と笑顔ではあるものの凄まじいオーラでその場にいたミュージシャンを圧倒していた記憶が鮮明に残ってます。まだ当時、24だったボクには背中の大きい兄貴でした。 それからしばらくして、「一緒に歌いたいからオマエ、番組に出ろよ、なっ!」と声をかけて貰い、まだペーペーのボクが緊張しないようにステージでもリードしてくれました。同じ舞台に立った時には圧倒的な歌唱力と表現力を間近に、「こんな風に表現力がつけられるようになろう、、、」と思ったものです。 それから、ことあるたびに「元気にしてるか!」と心優しく気遣ってくれた秀樹さんがこんなにも早くに他界されたことは本当に残念としか言えません。 安らかに眠りにつかれることを心から祈ると共に、表現者としてもまだまだ秀樹さんには追いついてはいませんが、これからもしっかりと追いつきたいと思います。 ご冥福を心からお祈りします。 #西城秀樹 #安らかに #永遠のヒーロー #出会った頃からずっと

GACKTさん(@gackt)がシェアした投稿 –

 

Gacktさんも凄まじいオーラを放っていますが、そんなGacktさんが萎縮してしまうほど西城秀樹さんはオーラがあったみたいです。

 

アーティストとしてだけでない、人間としても大きな人で、数多くの人から慕われていた人だったということがわかります。

 

勝手なイメージ、ヴィジュアル系で活躍する人の多くは
「世間一般で流行っているPOPや歌謡曲が嫌い」
という価値観を持っている人が多いのかと思っていました。

 

西城秀樹さんの歌はいわゆる「(当時の)世間一般受けする音楽」です。

 

しかし西城秀樹さんは、俗世間を嫌う傾向のあるヴィジュアル系ボーカリストたちの歌唱法にも大きな影響を与えてきたわけです。

 

河村隆一さんや西川貴教さんの例を出しましたが、
河村さんや西川さん、Gacktさんに憧れてバンドを始め、現在活躍しているヴィジュアル系バンドマンは多数いますよね。

 

つまり、西城秀樹さんは現在のヴィジュアル系シーンの礎の一端を担ったと言ってもいいのではないでしょうか?

 

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若い頃の西城秀樹と関わったV系アーティスト

若い頃の西城秀樹さんと音楽制作の場面でともに関わったヴィジュアル系アーティストもいます。

 

最も有名なのはXJAPANのYOSHIKIさん。

 

YOSHIKIさんは1997年にリリースされた西城秀樹さんのシングル「moment(モーメント)」のプロデュースを行っており、
第48回紅白歌合戦(1997年)の出場曲に選ばれるなど、ヒット作となりました。

【momentの動画】

 

なんともYOSHIKIさんらしい美しい旋律です。

 

YOSHIKIさんの世界観と西城秀樹さんの色っぽい歌声が融合するという、あまりにも豪華なコラボです。

 

TOSHIさんが歌ったバージョンも聴いてみたいですね。

 

ちなみにYOSHIKIさんが西城秀樹さんとともに様々な音楽番組に出演した後、
XJAPANの解散発表がありました。

 

実際に解散発表がされるまでは視聴者やファンはそんなことなど知る由もなかったわけですが、
今から振り返って「当時YOSHIKIさんはどんな心境でテレビに出ていたんだろう・・?」と思うと少し胸が痛くなります。

 

YOSHIKIさんと西城秀樹さんのコラボ曲は今改めて聞いても、ものすごい名曲ですね。

 

西城秀樹さんの訃報を受けて、YOSHIKIさんがTwitterでコメントを残しています。

 

 

ツイートを見てわかるように、YOSHIKIさんにとって西城秀樹さんは友達のように慕っていた、お兄さんに近い存在たっだのかもしれません。

 

「追悼の曲」を弾くということは、「moment」のピアノバージョンを演奏するということでしょうか?

【関連】YOSHIKIのドラム破壊の理由【飛び込み禁止令も?】

 

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まとめ

若い頃の西城秀樹さんに影響を受けたヴィジュアル系バンドマン、また若い頃の西城秀樹さんとともに音楽制作に関わったアーティストについて見てきました。

 

西城秀樹さんがヴィジュアル系シーンに与えてくれた影響がいかに偉大なものだったかということがわかってもらえたかと思います。

 

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